どこに、どんな石が眠っているのか。長年山と向き合ってきた者にしか見えない「筋」があります。
力まかせに割るのではなく、石の目を読み、素性を確かめながら、一つひとつ掘り出す。山を荒らさず、石を傷めず。それが私たちの採石です。
掘り出された石は、庭師や設計者の手に渡り、庭の景色となって、また百年を生きていきます。
京の山より、庭の一石を。
QUARRIED IN KURAMA, KYOTO
錆びるほどに、
美しい。
鞍馬石は、京都・鞍馬の山が長い歳月をかけて育てた石。含まれる鉄分が風雨に触れ、深い錆色をまといます。茶人たちが愛したその侘びた景色は、庭に据えられたのちも、静かに深まりつづけます。山本庭石店は、鞍馬に生まれ育った店主が、この山と向き合いながら一石を掘り出しています。
鞍馬寺に寄進した「虎石」。台座は黒鞍馬石。
ABOUT ── 鞍馬石とは
石に含まれる鉄分が、風雨にさらされて酸化し、赤褐色の落ち着いた肌合いを生みます。人工では決してつくれない色です。
据えた日が、いちばん若い日。雨に濡れ、苔を宿し、年月を重ねるほどに庭へなじみ、味わいを増していきます。
いま、まとまって採れる場所はごくわずか。山と向き合いつづける採石者の手で、一石ずつ掘り出される貴重な石です。
WORKS ── 石の姿
飛石から景石まで。鞍馬石は姿を変えて、庭のさまざまな場所に据えられます。
飛石・敷石
歩みを導く、庭の要。
水鉢・手水鉢
水を受け、景を映す。
石灯籠
灯りを宿す、静かな佇まい。
器・一輪挿し
磨きとノミ、ふたつの仕上げ。手のひらの鞍馬石。
石垣・石積み
土地を支える、力強い連なり。
景石
庭の景色を定める、主役の石。
山を読み、
石を聴く。
どこに、どんな石が眠っているのか。長年山と向き合ってきた者にしか見えない「筋」があります。
力まかせに割るのではなく、石の目を読み、素性を確かめながら、一つひとつ掘り出す。山を荒らさず、石を傷めず。それが私たちの採石です。
掘り出された石は、庭師や設計者の手に渡り、庭の景色となって、また百年を生きていきます。
TOPICS ── 歩み
生まれ育った鞍馬の地へ、寅年にちなんだ「虎石」を納めました。台座は黒鞍馬石。ご参拝の際は、ぜひ撫でてお帰りください。
美川憲一さん・はるな愛さんをお迎えし、鞍馬石の一輪挿しを使った生花を体験していただきました。
地域活性化と石の魅力の発信に取り組んでいます。器や一輪挿しは、イベント会場でもお求めいただけます。
CRAFTSMAN ── 人
「生まれ育った地ということもあり、感慨深いものがございます。」
── 鞍馬寺へ「虎石」を寄進して
山本庭石店 山本 浩平
CONTACT ── お問い合わせ
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